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所謂雑記以下。表の裏に屑は掃き溜められて行くのです。Dust to Dust. 誰も読まないだろうからここにぐだぐだと長い文章を書いて見ました。
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薄い殻。
例えばここに、あなたの赤ん坊が居たとします。

自分にどこか似ていて、愛しいあの人にもどこか似ている。
あどけなく微笑ましく、少し手はかかっても、とにかく可愛くて。
柔らかいほっぺ、小さなおでこ、てぷっくりとした手足。
将来を予感させてくれる、温かな肉体。
両腕の中の、確かな命。

でも本当は死んでるんです。

赤ちゃんのことを、周囲は祝福してくれます。
育児で大変なあれこれを、慮ってくれます。
手助けしてくれ、褒めてくれ、可愛がってくれ、慈しんでくれます。
それが少し恥ずかしく、面映ゆく、もちろん嬉しい。
誇らしくもあって。
赤ん坊をさらに愛おしく思う。

でも本当は死んでるんです。
布にくるまれた赤ん坊は、すでに骨と化しているんです。

わかっているのに。
思い知っているのに。
それでも、手放せず、知ってもらいたくない。
この子はまだ生きているんだよと、
溌剌と生きているんだよと、
無駄で無意味な嘘で一層くるんで覆ってゆく。

――そんな心地です。
そんな心地が、わかるでしょうか。

なんてね、で御座います。
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